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東京ディズニーリゾート【ザ・ハピネス・イヤー】について考えてみる(前編) [考察]

みなさんこんにちは。

今回は先日株式会社オリエンタルランドより発表された
東京ディズニーリゾート開園30周年イベント「ザ・ハピネス・イヤー」について、
様々な視点から考えてみたいと思います。
今回は記事は内容が膨大になることが想定されるため、
前編「過去に実施された東京ディズニーリゾートアニバーサリーイベントとの比較」、
後編「アメリカのパークで実施されたアニバーサリーイベントとの比較」の2部構成とし、
こちらの記事では前編を掲載いたします。
内容は管理人が独自に調査した事項に基づくもので、この記事の内容に対して
株式会社オリエンタルランド、ウォルト・ディズニー・パークス・アンド・リゾーツなどに
問い合わせすることは絶対にやめてください。なお、感想・意見などは当ブログの
コメント欄にて随時受け付けているほか、管理人へ直接メールで問い合わせることも可能です。
メールをご希望の方は、ページ左上の「管理人へメッセージを送信」からどうぞ。

さて、今回発表された東京ディズニーリゾート開園30周年「ザ・ハピネス・イヤー」について、
みなさんはどう感じられましたでしょうか。インターネット上では、
「期待していたのに残念」など、否定的な意見が多く見られるような気がします。
イベント目当てではなく、パークの雰囲気を楽しみたいために来園する私としては
十分な内容かとも思いましたが、そうでもないようですね。

実際のところ過去のアニバーサリイヤーと比較してどうなのでしょうか、
東京ディズニーシー開園前の1998年15周年イベントまでと比較してみたいと思います。

1998年開園15周年までのアニバーサリーイヤーでは、
基本的にキャッスルショー、新デイパレード、新花火の3つで構成されており、
季節のイベントなどはクリスマスイベントを除き大きく実施されていませんでした。
なお、新アトラクションのオープンも10周年の際の「スイスファミリーツリーハウス」、
「ビジョナリアム」を除き行われておらず、アニバーサリーイヤーの前年または翌年に
導入が行われています。情報が比較的正確に残っている
1998年実施の開園15周年記念イベント「ビバ!マジック」を見てみると、
期間を第1シーズンから第4シーズンの4つに分けており、
イベント年間通して実施されたのは、新デイパレード「ディズニー・カーニバル」、
キャッスルショー「ビバ!マジック」のみとなっています。
その他は、第2シーズンより実施された花火「スターライト・マジック」、
第3シーズンのみ実施された「クリスマス・ファンタジー」、
第4シーズンに実施された「カリエンテカリエンテ」です。
現在では当たり前のように実施されている、春のイベントやディズニー・ハロウィーンは
当時実施されていませんでした。現在との違いは、季節ごとのイベントがほとんどない代わりに
通年のキャッスルショーを実施し、パレードを新規のものに置き換える、
という運営方法をとっているように思えます。また、このイベントのために制作された
「スターライト・マジック」は非常にすばらしいものであり、2000年にも復活しています。
現在は季節ごとにスペシャルイベントを実施しており、東京ディズニーシーもあることを考えると、
非常に多彩なイベントを季節に応じて楽しむことができるため、
当時と比べると、季節感が存分に味わえる構成になっているように思えます。

では、アニバーサリイヤーでお約束となっているキャッスルショーはどうなのでしょうか。
プレスリリースによると残念ながら今回は実施されないようです。
真相は不明ですが、私の考えでは鑑賞エリアへの抽選システムの影響が少なからずあると思います。
キャッスルショーは鑑賞エリアが限られ、非常に多くのゲストが殺到します。
せっかく遠方から来たのに、抽選に外れ、ショーも遠くからしか見れない・・・、
これでは非常に残念ですよね。それならば、鑑賞エリアが広く、なおかつ見やすい
スペシャルパレードを実施する方が都合がいいわけです。
クリスマスパレードやハロウィーンパレードは開始当初、グリーティング形式であり
フロートの数も2台から3台と非常に少なめでした。
しかし近年は、常設のパレードに比べればフロート数は少ないですが、
格段にグレードアップしています。これらの公演回数を多くすることで、
たくさんのゲストが季節イベントを楽しむことができます。

また、同じイベント、エンターテイメントを複数年にわたって実施することも多いですが、
これも体験するチャンスを可能な限り多くするという配慮なような気がします。
このパレードをどうしても見たいけど、今年はどうしてもパークに行けない
という遠方からのゲストにとっては、非常にありがたいことでしょう。

首都圏エリアのリピーターや、年間パスポート所持者にとっては
同じイベントが繰り返されるため、「またか〜」とか「これだけ?」と思いがちですが、
イベントテーマである「ハピネス」は新しいイベントやエンターテイメントがないと
感じることができないものでしょうか。私はイベントがない季節でも
常設の楽しいアトラクションやキャストさんとのコミュニケーションにより
十分感じることができますし、短い時間ですが現実を忘れることができます。
今回の開園30周年イベントでいちばん大事なのは、
ゲストとキャストが1つになって「ハピネス」を作ることだと私は思います。
来年は東京ディズニーリゾートにとって楽しい1年になるといいですね。

後編では、アメリカにあるカリフォルニア・ディズニーランド・リゾートと
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのアニバーサリーイヤーと
東京ディズニーリゾートを比較してみたいと思います。
2010年に開園55周年を迎えたカリフォルニア・ディズニーランド・リゾートと
2011年に開園40周年を迎えたウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは
どんなイベントを行ったのでしょうか。詳しく見ていきたいと思います。


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