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世界に3つある【チカピンヒル】の意外な真実とは!? [再掲載]

こちらの記事は2012年5月18日に掲載した記事を
再編集して掲載したものです。オリジナルはこちらから↓
http://disney-info.blog.so-net.ne.jp/2012-05-18


みなさんこんにちは。

今回は世界に3つある「チカピンヒル」をご紹介します。
この名前を聞いてピンと来た方は、もう立派なディズニーマニアだと思いますよ。
「チカピンヒル」の別名は「スプラッシュ・マウンテン」といいます。というわけで今回は、
ディズニーアトラクション「スプラッシュ・マウンテン」を紹介したいと思います。

現在、スプラッシュ・マウンテンが運営されているのは
カリフォルニア・ディズニーランド、マジックキングダム、東京ディズニーランドの3つで、
アトラクションタイプは大きく分けて、カリフォルニア・ディズニーランド版と
マジックキングダム版の2つに分かれます。東京ディズニーランド版は
一部を除いてマジックキングダム版と同内容で、左右対称である以外はほぼ同じです。

今回はカリフォルニア版とフロリダ版(東京版)の2つを比べて、違いを見ていきたいと思います。
もし、カリフォルニア・ディズニーランドに来園した際には、ぜひ確認してみてください。


☆ライドの定員・タイプ
先にオープンしたカリフォルニア版は縦1列6人乗りで、ボートが小さく作られており、
体の大きいアメリカ人には若干窮屈になっています。後にオープンしたフロリダ版は
縦2列8人乗りとなっており、定員が増えたほか、安全バーが設置されています。
アメリカ版に関しては、オープン当初は安全バーがなく、
2012年頃にボートがリニューアルされた際、取り付けられたものです。
なお、日本版に関しては、アメリカと安全基準が異なるため、
オープン当初よりライドに安全バーが取り付けられていました。

☆使用されている音源
スプラッシュ・マウンテンでは大きく分けて3曲が用意され、
聞こえてくる順に「How Do You Do?」、「Everybody Has a Laughing Place」、
「Zip-A-Dee-Doo-Dah」の3曲が使用されています。基本的に英語版が使用されていますが、
東京版のみ「How Do You Do?」と「Zip-A-Dee-Doo-Dah」が日本語版となっています。
使用されている音源をよく聞くと、カリフォルニア版がオーケストラ調であるのに対し、
フロリダ版と東京版がカントリー・ミュージック調であることがわかります。
これはいろいろ諸説があるのですが、フロリダ版は設置テーマランドが
他のパークと違い「フロンティアランド」であることから、
またフロリダ州がアメリカ南部エリアに属しているから、という説が有力です。
東京版も当初の予定では、ウエスタンランド扱いでオープンする予定だったことから、
このようなチョイスになったものと推測されます。

☆ライドの時計回りと反時計回り
カリフォルニア版とフロリダ版が時計回りなのに対し、
東京版は反時計回りとなっています。正確に言えば、東京版はフロリダ版を
ちょうど鏡に映したような形となっています。
同じような例としてジャングルクルーズもアメリカ版が反時計回りに対し
東京版が時計回りとなっており、鏡に映したような形態となっています。

☆設置テーマランドの違い
上記にある音源の違いとも関係がありますが、カリフォルニア版と東京版がクリッターカントリー、
フロリダ版がフロンティアランドの設置となっています。
東京版も当初はウエスタンランド扱いでの設置だったようですが、後に変更となっています。
もともと、カリフォルニア版はカントリーベア・ジャンボリーがあった
ベアーカントリーというテーマランドのリニューアル、フロリダ版と東京版は
フロンティアランド(ウエスタンランド)への増設という形を予定していたため、
このようになったものと考えられます。ちなみにフロリダ版は、スプラッシュ・マウンテンの横に
ビッグサンダー・マウンテンがあるという、特異な配置となっています。


これ以外にもパークによって様々な特徴がありますが、
大きく分けるとこの3つとなります。ここからは、スプラッシュ・マウンテンにまつわる裏話です。


☆実現しなかった4つ目の「チカピンヒル」
スプラッシュ・マウンテンはすでに書いた通り、
カリフォルニア、フロリダ、東京の各パークに設置います。
じゃあ、4つ目はどこに登場するはずだったのでしょうか。
その答えはディズニーランド・パリです。
残念ながら、建設費の兼ね合いおよび気候の問題から建設されることはありませんでした。
建設場所だったところには代わりに「Indiana Jones et le Temple du Péril」が登場し、
このアトラクションは「レイジングスピリッツ」として、東京ディズニーシーにも登場しました。

☆スプラッシュ・マウンテンとアメリカ・シングス
カリフォルニア版のスプラッシュ・マウンテンは、
他のパークに比べて、建設費が非常に安くなっています。
それはなぜなのでしょうか。答えはこのビデオにあります↓
http://www.youtube.com/watch?v=nppYUxuJuds

このアトラクションは「アメリカ・シングス」というものです。
カリフォルニア・ディズニーランドのトゥモローランドで
1974年から1988年まで運営されていました。
ビデオをよく見ると、どこかで見たことある動物達が陽気に歌っています。
そうなんです。スプラッシュ・マウンテンで登場するキャラクターは
もともとアメリカ・シングスで歌っていた動物達だったんですね。
アメリカ・シングスがクローズした後、みなさんそろってスプラッシュ・マウンテンへ。
なんとも大きな大移動でした。「アメリカ・シングス」については、次回ご紹介したいと思います。


いかがでしたでしょうか。
今後も当ブログでは、アトラクションの秘密や歴史などをご紹介していきたいと思います。

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