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計画されたものの、けっきょく建設されなかったディズニーアトラクション【Re:その4】 [再掲載]

こちらの記事は2010年6月17日に掲載した記事を再掲載したものです。
現在とは情報が異なる可能性もありますので、ご了承の上お楽しみください。
オリジナル記事はこちらからどうぞ↓
http://disney-info.blog.so-net.ne.jp/2010-06-17


みなさんこんにちは。

今回は小ネタとしまして
【計画されたものの、けっきょく建設されなかったディズニーアトラクション】の第4弾として、
ウォルトディズニーワールド・エプコットより
ワールドショーケース・日本館向けに製作された【Bullet Train ride】をご紹介します。

現在、エプコットの日本館には「Bijutsu-kan Gallery」という
ウォークスルータイプのアトラクションが設置されており、
日本の文化を象徴する作品が展示されておりますが、
これは、もともとその場所に作られる予定だったアトラクションが
都合により建設されなかったためによる一時的な処置によるものです。

現在、「Bijutsu-kan Gallery」が運営されている建物では
過去に東京ディズニーランドにもあった「ミート・ザ・ワールド」が
設置される予定だったと言われています。
実は、その他にも2つのアトラクションが設置予定、もしくは追加予定だったようです。
1つは「Mount Fuji rollercoaster」、そしてもう1つが、
今回ご紹介する【Bullet Train ride】です。

「Bullet Train」とはいったいなんなのでしょうか。
それは日本にしかない、開業当時は世界最速を誇った鉄道「新幹線」です。
エプコットは「エデュケーショナル・テーマパーク」です。
なので、ただ楽しいだけではなく、楽しく勉強をするというコンセプトがあります。
これを考慮すれば、「新幹線」がアトラクションとして採用される理由もわかりますね。

アトラクションの内容はというと、ゲストは新幹線の車両の中に入り、
窓の外に映し出されるフィルムを鑑賞するというものでした。
映像システムは「サークルビジョン360」と同様のものだと思われますが、
今までのものと違い、実際に電車に乗っている際に見る車窓と
同じような景色を投影する予定だったようです。
なお、このタイプのアトラクションはどのディズニーパークでも採用されておりませんので、
何らかの技術的な難関があったのかと思います。
【Bullet Train ride】のコンセプトが発案されたのは1974年ということで、
いまから30年以上も前のことですから、現在の技術を使えば
意外と簡単に再現できそうな気もします。

このアトラクションが計画された当時は、スポンサーとして
「富士フィルム」が名乗りをあげていましたが、
同業者で「イマジネーション館」のスポンサーである「コダック」が
難色を示したため実現ができなかったとも言われています。
とくにエプコットは、パビリオンの運営費をスポンサーがまかなっている部分も多いため、
スポンサーなしの状態だと、大型アトラクションの運営ができない場合もあります。
例として「ワンダーズ・オブ・ライフ館」や「ホライズン館」は
スポンサー撤退が原因で閉館したという経緯があります。

【Bullet Train ride】のコンセプトアートはこちらからご覧になれます↓
http://www.theneverlandfiles.com/tnf/disneyworld/bullettrainride.php

現状では、ちょっとさびしい感じの日本館ですが、
ぜひとも大型アトラクションを導入してほしいと思います。

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