ディズニーアトラクション【カントリーベア・ジャンボリー】の小ネタ

みなさんこんにちは。

今回は、ディズニーアトラクション【カントリーベア・ジャンボリー】の紹介です。
現在、このアトラクションが運営されているのは、
ウォルトディズニーワールド・マジックキングダムと東京ディズニーランドの２つです。
過去にはカリフォルニア・ディズニーランドにもありました。


まずは、アトラクションの簡単な歴史から見ていきたいと思います。

このアトラクションが初めてオープンしたのは、ウォルトディズニーワールドでした。
しかも、１９７１年の開園当時からのオリジナルアトラクションとなっています。
よく、オリジナル＝カリフォルニア版ということが多いですが、
このアトラクションは、テネシー州などのアメリカ南部の州をテーマにしているため、
まずは、フロリダに設置してみよう、ということだったのかもしれません。

その後、このアトラクションがとても人気になり、
翌年１９７２年にカリフォルニア・ディズニーランドにオープンしました。
カリフォルニア・ディズニーランドでは、このアトラクションのために
【ベアー・カントリー】という、専用のテーマランドを設置し、
スプラッシュマウンテンのオープンまで、メインアトラクションとして稼働していました。

東京ディズニーランドでは、開園当初の１９８３年より運営されています。


このアトラクションの特徴として、季節に応じて３種類のショーが用意されている点があります。

１つ目は、オープン当初からのオリジナルショー【カントリーベア・ジャンボリー】、
２つ目は、１９８４年登場の【カントリーベア・クリスマススペシャル】、
そして３つ目は、１９８６年登場の【カントリーベア・バケーションホウダウン】です。
※登場年はいずれもカリフォルニア版とフロリダ版

東京ディズニーランドでは、クリスマスバージョンを【ジングルベル・ジャンボリー】、
サマーバージョンを【バケーション・ジャンボリー】と呼称していますね。

実際、季節に応じて年間に３種類公演しているのは、
現在のところ東京ディズニーランドのみとなっています。

これは、カリフォルニア版、フロリダ版ともに【カントリーベア・バケーションホウダウン】が
オリジナルショーのリニューアル版として導入されており、
クリスマス期間を除いて、通年で公演していたことによります。
両パークとも年間通して温暖な気候のため、１年中サマーバージョンだとしても
とくに違和感はないので、このような措置になったものと思われます。

その後、フロリダ版は１９９１年にウォルトディズニーワールド開園２０周年を記念して
オリジナルショーの【カントリーベア・ジャンボリー】に戻されましたが、
カリフォルニア版は２００１年のクローズまで、ずっとサマーバージョンでした。

なお、フロリダ版では２００６年より【カントリーベア・クリスマススペシャル】で使用されている
一部楽曲の著作権上の都合で、年間通して【カントリーベア・ジャンボリー】を公演しています。
これにより、サマーバージョンとクリスマスバージョンを見ることができるのは
東京ディズニーランドのみとなってしまいました。


上記の通り、カリフォルニア版は２００１年にクローズし、
熊は熊でも、種類の違う【プーさんの冒険（The Many Adventures of Winnie the Pooh）】
として、２００３年より運営されています。
これは、カリフォルニア版のみ劇場が２つあり、
通常のライドアトラクションに改装しやすかったからだと思われます。
なお、アトラクションがクローズしても、ウェンデルなどの一部のキャラクターは
キャラクターグリーティングなどでクリッターカントリーに出現するようです。

また、隠しネタとして【カントリーベア・ジャンボリー】の跡地にオープンした
【プーさんの冒険】のアトラクション内部に【カントリーベア・ジャンボリー】に登場していた
マックス、バフ、メルビンが飾られています。
アメリカのパークでは、前にあったアトラクションの遺構が残されることがあり、
これも、ディズニーからファンへのサービスなのかもしれませんね。

英語版ウィキペディアに写真がありましたので、興味のある方はどうぞ↓（ページの下の方です）
http://en.wikipedia.org/wiki/Country_Bear_Jamboree


いかがでしたでしょうか？
今後もアトラクションの小ネタなども扱っていきたいと思いますので、
リクエストなどがある方は、ぜひコメント欄の方に書いてくださいね。

タグ：ディズニー カリフォルニア・ディズニーランド ウォルトディズニーワールド 東京ディズニーリゾート アトラクション カントリーベア・ジャンボリー カントリーベア・シアター