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部屋が伸びているのか?それとも諸君の目の錯覚なのか? [再掲載]

こちらの記事は2012年8月7日に掲載した記事を
再編集して掲載したものです。オリジナルはこちらから↓
http://disney-info.blog.so-net.ne.jp/2012-08-07


みなさんこんにちは。

タイトルを見て何のアトラクションか思い浮かんだ方は鋭いですね。
ということで、今回は東京ディズニーランドなどにある
人気アトラクション「ホーンテッドマンション」を紹介します。

2014年現在、香港を除く4つのパークにある「ホーンテッドマンション」。
パリのみ「ファントム・マナー」という名前で若干内容は異なりますが、
アトラクションの演出方法は世界共通のアトラクションです。
なお、香港ディズニーランドに「ホーンテッドマンション」はなく、
代わりに「ミスティック・マナー」というアトラクションが2013年5月にオープンしています。

マンションの中では様々な仕掛けによりゲストを驚かせていますが、
やはりいちばん気になるのは、アトラクションに入って2つ目の部屋である
「伸びていく肖像画と壁の間(Octagonal Room)」ではないでしょうか。
ゴーストホストの「部屋が伸びているのか?それとも諸君の目の錯覚なのか?」という
音声とともに部屋が伸びていくように見えますよね。
この部屋はすべての「ホーンテッドマンション」に存在しているのですが、
実はパークによって仕掛けが異なります。
それでは、そのトリックを解き明かしていきましょう。
というわけで、ここから下には魔法の裏側を記載していくことになりますので、
内容を知りたくない方は、読むのを控えていただきますようお願いします。







カリフォルニア・ディズニーランド版およびディズニーランド・パリ版

この2つのバージョンにおける「伸びていく肖像画と壁の間」は
アトラクションの構造上、部屋は巨大なエレベーターとなっており、
この演出によってゲストを下のフロアに誘導しています。
ディズニーランド・パリ版はアトラクションの入場エリアが
小高い丘の上となっているため、この演出でグランドフロアへ移動、
カリフォルニア・ディズニーランドでは、アトラクションの入り口はパーク内にありますが、
メインショーエリアはディズニーランド鉄道の外側にあり、ゲストは鉄道をくぐる必要があるため、
この演出により地下に移動しています。また、この部屋を出た後は長い通路があり、
この通路を歩いている途中で鉄道の線路をくぐっていることになります。
この通路の途中には、他のパークでドゥームバギーに乗った後で見ることができる、
書斎エリアに設置されている銅像や時間とともに変化する絵などが設置されています。


マジックキングダム版および東京ディズニーランド版

この2つのバージョンでは、上記の2つと違いアトラクションの入り口、メインショーエリアともに
同じ1階にあるため、ゲストを違うフロアに誘導する必要がありません。
ということで、ただ単に天井が上に伸びているだけとなります。
なお、東京ディズニーランド版はマジックキングダム版をベースに作られているため、
外観も含め、アトラクション内の共通部分も多くなっていますが、
2007年以降、マジックキングダム版は部分的にリニューアルを行っているため、
所々に内容が異なるシーンもあります。


この他にも各パークにより、演出が異なったり、パリ版のように物語性があったりと、
同じアトラクションでも個性が出ています。
また、カリフォルニア版と東京版では「ホーンテッドマンション・ホリデー」として、
季節限定の演出があります。海外のパークに行った際、
「同じアトラクションだから乗らなくてもいいや」などと思わず、
ぜひ体験し違いを発見してみてはいかがでしょうか。


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