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マジックキングダム【カルーセル・オブ・プログレス】で家電を学ぶ!? [再掲載]

こちらの記事は2009年9月30日に掲載した記事を
再編集して掲載したものです。オリジナルはこちらから↓
http://disney-info.blog.so-net.ne.jp/2009-09-30


みなさんこんにちは。

今回はWDW・マジックキングダムより
ディズニークラシックアトラクション「カルーセル・オブ・プログレス」を紹介したいと思います。
先日は東京ディズニーランドより「ミート・ザ・ワールド」をご紹介しましたので、
その姉妹アトラクションでもあることから、続けて紹介することとしました。

このアトラクション「カルーセル・オブ・プログレス」の名前を聞いて、
どんなアトラクションかピンとくる方は少ないと思います。
しかし、ディズニーテーマパークアトラクションの中ではとても重要なアトラクションの1つで、
現存するディズニーアトラクションの中でも数少ない、
ウォルト・ディズニーご本人が企画・設計したものです。
それでは、まずはアトラクションの歴史を見ていきたいと思います。

このアトラクションはディズニーパークに投入しようとしていたわけではなく、
1964年に開催された「ニューヨーク・ワールドフェア」向けに設計されたアトラクションです。
依頼主は現在でも有名な家電メーカーの「ジェネラル・エレクトロニック社」でした。
彼らはウォルト・ディズニーが提案した
「家電製品の発展をテーマにしたショーはどうだろうか?」
というアイデアを非常に気に入り、アトラクションの設計にこぎつけたようです。
このときディズニーは、このアトラクションの他に
下記のアトラクションを、このワールド・フェア向けに設計しています。

イッツ・ア・スモールワールド(ペプシコーラパビリオン)
マジック・スカイウェイ(フォード社)
グレート・モーメンツ・ウィズ・ミスターリンカーン(イリノイパビリオン)

また「カルーセル・オブ・プログレス」は
上記の「グレート・モーメンツ・ウィズ・ミスターリンカーン」と並んで、
はじめて人型オーディオ・アニマトロニクスが採用されたアトラクションでもあります。

フェア終了後「カルーセル・オブ・プログレス」はディズニーランドに
上記のアトラクションとともに移設され、1973年まで運営したあと、
新アトラクションの「アメリカ・シングス(1974〜1988)」に場所を譲り、
1975年にWDW・マジックキングダムに移設され、現在でも現役稼働中です。


次にアトラクション形式です。
劇場は世界初(?)の回転式劇場で、6つに分割されており、
オープニングプロローグ・1890年代・1920年代・1940年代・
1960年代(オープン当時)・エンディング、となっていました。
1960年代のステージは時代に合わせてリニューアルされており、
現行のマジックキングダムバージョンは2000年代を再現しています。
この回転式劇場のシステムは、あとに東京ディズニーランドにオープンした
「ミート・ザ・ワールド」にも採用されています。


最後にアトラクションのテーマソングです。
このアトラクションには2つのテーマソングがあります。
1つめは「There's a Great Big Beautiful Tomorrow」です。
日本語にすると「そこには、すばらしく美しい大きな明日がある」って感じですかね。
「未来にはこんなに美しいことが待っている」というコンセプトで、
アトラクションの内容にもぴったりな感じです。
2つめは「The Best Time of Your Life」です。
日本語にすると「あなたの人生の最高のとき」という感じでしょうか。
このテーマソングは、1975年にマジックキングダムに移動した際、
スポンサーだった「ジェネラル・エレクトロニック社」の注文で作られたもので、
1993年まで使用されていました。現在は曲調は異なるものの、
オリジナルの「There's a Great Big Beautiful Tomorrow」が使われています。
作詞と作曲は当時ウォルト・ディズニー・カンパニーの社員だった
シャーマン兄弟がウォルト・ディズニーからの要請で作ったものです。
上記2曲は各パークのトゥモローランド内で流れるループ・ミュージックに含まれており、
アトラクションが設置していないパークや、同じようなコンセプトがある
WDW・エプコットのフィーチャー・ワールド内でも聞くことができます。

アトラクションの紹介ビデオが「YouTube」にありましたので、
興味がある方はぜひご覧ください↓
http://www.youtube.com/watch?v=8zcmLsIbFD0

映像では、左から兄の「ロバート・シャーマン」、弟の「リチャード・シャーマン」、
そして「ウォルト・ディズニー」です。テーマソングのあとには
ウォルト・ディズニー本人がアトラクションの紹介を行っています。
また、彼らの背中にマークみたいなものがありますが、あれはスポンサーである
「ジェネラル・エレクトロニック社」のトレードマークです。

また、マジックキングダムで現在稼働中のアトラクションを撮影した動画もあります↓
http://www.youtube.com/watch?v=CmrSiJTMf7s


このアトラクションを参考にして作られたのが「ミート・ザ・ワールド」。
「カルーセル・オブ・プログレス」が家電の歴史を紹介するなら、
「ミート・ザ・ワールド」では日本の歴史を紹介しよう。
何かつながるものを感じることができるかもしれませんね。

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