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ファストパスの未来を考えてみる [ひとりごと]

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今日は世界中のディズニーテーマパークで採用されている
ファストパスサービスについて書いていきたいと思います。

今では当たり前のサービスとなったファストパス、
初めて登場したのは1999年でした。もう20年も前の話ですね。
遅れて東京ディズニーランドにも2000年に登場し現在に至ります。
ファストパスのシステム自体は「Virtual queuing system」と呼ばれているそうで、
体験する時刻をあらかじめ予約しておくというのが本来の意味のように思います。

そんなファストパスシステム、2019年7月から東京ディズニーリゾートでも公式アプリ上から
ファストパスの発券が可能となり便利になりました。しかし、海外のパークに目を向けると
有料のものがあったり、来園する前から発券できるタイプがあったりと、
東京ディズニーリゾートとはまたちょっと違ったサービスを行っているパークもあります。


まず紹介するのは「ファストパス+」です。
このサービスはウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのみで実施しています。
特徴は従来あった紙のファストパスとアトラクションごとの発券機を廃止したことですね。
各アトラクションに発券機を設置しなくてもよくなったので、
以前はスタンバイのみで対応していた一部のアトラクションにもファストパスを導入しています。
公式スマホアプリからの発券を基本としていますが、こちらを利用しないゲストのために
ファストパス発券キオスクというものがパーク内に設置されています。
ここでファストパスを発券したいアトラクションを選択し発券するという形です。
また、事前にテーマパークチケットを購入している場合、
なんと来園前に各日最大3つのファストパスを取得できるという特典があります。
ディズニーホテルに宿泊するゲストは60日前、それ以外のゲストは30日前から可能です。
細かいルールは存在しますが、現状無料で事前取得できるのはここのみとなっており、
人気アトラクションのファストパスは即発券終了となることから、
知っておかなければいけない情報となります。


もう1つは通称「有料版ファストパス」です。
このシステムを導入してるのはカリフォルニア・ディズニーランド・リゾート、
ディズニーランド・リゾート・パリ、上海ディズニーランドです。
香港ディズニーランドでも期間限定で登場することがあるようですね。
名称は各パークで異なっており、大きく分けて2タイプの有料サービスが存在しています。
1つがカリフォルニア・ディズニーランド・リゾートで導入されているタイプ、
もう1つがそれ以外で導入されているタイプです。

カリフォルニア・ディズニーランド・リゾートで導入されている有料サービスは、
スマホでファストパスを発券したかったらお金を払ってくださいというタイプになります。
1日あたりの利用料金は15ドルで、このシステムのみの年間パス(100ドル)もあります。
機能としては先日東京ディズニーリゾートでサービスを開始したものとほぼ同じで、
無料で提供されているものを知ってる日本人としては若干疑問に感じるところです。
しかし一応特典はあって、この有料版ファストパスを利用すると
ディズニーフォトパスサービス(1日分)がもれなく付いてきます。
なお、上に書いた15ドルというのはチケット1枚あたりの料金なので、
例えば家族4人でこのサービスを利用しようとすると60ドルかかることになり、
実は決して安いサービスではないんですよね。

では、カリフォルニア以外のパーク(パリ・上海・香港)で導入しているものは何が違うのか。
こちらは単純にお金を払ってファストパスチケットを買うというスタイルになっています。
各パークによって販売されている種類は異なりますが、
ユニバーサルスタジオで採用されている「ユニバーサル・エクスプレス・パス」と同じ、
と考えていただいて良いかと思います。
香港については期間限定で販売されるスペシャルチケットに付属する形となっているようで、
東京ディズニーリゾートのバケーションパッケージに付属しているものと似ていますね。
上記で販売されるファストパスは時間指定がないため、好きなときに利用することができる
というのが最大のメリットかと思います。


さて、東京以外で採用されているファストパスシステムを書いてきましたが、
今後ファストパスシステムはどのようになるのでしょうか。

確実に行われそうなのが、各アトラクションごとのファストパス発券機廃止です。
上に書いたようにウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで採用されているものになります。
これについてはデメリットも見受けられませんし、現状の技術なら十分に可能かと思います。
また、従来はファストパスを導入していなかったアトラクションにも導入できたり、
季節限定での運用もできることから運用の幅が広がるような気がします。
例えば、カリブの海賊やジャングルクルーズなど、現状はスタンバイのみの案内ですが、
混雑時はそこそこの待ち時間が発生するようなアトラクションに、時間限定で導入したりなどです。

ファストパスの最終形態としては、完全にバーチャルキューラインへの移行だと思っています。
例えば、スタンバイの待ち列が規定のところまで来た場合はスタンバイでの案内は一旦止め、
スタンバイを希望するゲストには戻ってきてほしい時間を記載したチケットを渡します。
そうすれば、スタンバイの列は一定以上伸びないので、
キューラインのスペースを削減することが可能です。
個人的に、完全に電子化ができれば不可能なシステムではないと考えており、
昨今は夏場などの気象条件悪化(気温の上昇)もあるため、
早急に対応を検討してもいいのではと考えています。


いかがでしたでしょうか。
今後もファストパスサービスはもっと進化していくでしょう。
最終的にどこまでいくのか、それはイマジネーションが残っている限り進化し続けると思います。
それが永遠に完成しない王国ですからね。

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