SSブログ
質問箱を利用して管理人へ質問してみる
回答はTwitterへ投稿されます

なぜ、ウォルトディズニーワールドにはロングランのエンターテイメントが多いのか? [小ネタ]

みなさんこんにちは。

今回のテーマは【なぜ、WDWにはロングランのエンターテイメントが多いのか?】です。
すべてのパークを詳しく見ていくと、数が膨大になるため、
今回は、マジックキングダムのパレードや花火などを中心に見ていきたいと思います。

まずは、マジックキングダムのデイパレードから見ていきましょう。
現在公演されているのは【Celebrate a Dream Come True Parade】です。
このパレードは今年から公演されているものですが、
2つ前の【Share a Dream Come True Parade】からの
リニューアルになるため、基本的にはほぼ同じパレードになります。
というわけで、事実上2001年から現在まで同じパレードを公演していることになります。

次はナイトパレードです。
実は、マジックキングダムがオープンしてから現在まで公演されたナイトパレードは、
【Main Street Electrical Parade】と、現在公演中の【SpectroMagic】だけです。
現在公演中の【SpectroMagic】は1992年にマジックキングダム20周年を
記念してスタートしたもので、15年以上たった現在でも公演しています。
前者の【Main Street Electrical Parade】も1977年から1991年まで、
約14年間公演していたことになります。

最後は花火です。
こちらも、マジックキングダムがオープンしてから現在まで公演された花火は、
【Fantasy in the Sky】と【Wishes: A Magical Gathering of Disney Dreams】の
2つだけで、【Fantasy in the Sky】に至っては1971年の開園から
2003年まで、およそ32年間公演されていたことになります。
なお、現在の【Wishes: A Magical Gathering of Disney Dreams】には
季節に応じて様々なバージョンが用意されています。

以上がマジックキングダムのメインエンターテイメントでした。
他のパークを簡単に見ていくと、

エプコットの【Illuminations: Reflections of Earth】は1999年スタートで
現在も公演していますので、約10年間、
ディズニー・ハリウッド・スタジオの【Fantasmic!】は1998年スタートで
現在も公演していますので、約11年間、同じショーを行っていることになります。

これは東京ディズニーリゾートでは考えられない長さですね。
いままで、東京ディズニーリゾートでいちばん公演期間が長かったのは、
初代エレクトリカルパレードの10年間だと思われます。

これには東京とはちがう、フロリダならではの事情があるようです。
東京ディズニーランドの入園者のうち、はじめて来園されたゲストというのは、
全体の30%にも満たないと思われます。
しかし、ウォルトディズニーワールドは来園者の実に70%以上が
はじめて来園したゲストなのです。
ということは、長年同じショーやパレードをやっていても、
ほとんどの人は見るのが初めてということになりますね。
なので、エンターテイメントの入れ替え頻度が低いのだと思われます。

ちょっと前にこんな話がありました。
フロリダのホーンテッドマンションをホリデーバージョンにしようという企画がありました。
しかし協議の結果、フロリダのパークを訪れるゲストのほとんどが
初めて来園するゲストだということで、1年中通常版で運営する、
という結果になったことがあります。
ちなみに、このとき作られたホリデー用の装飾品などは
東京ディズニーランド用に転用されたみたいです。
ほとんど、フロリダ版と内装や外観が同じですからね。
これはディズニーのゲストへの配慮がよく表れている話だと思います。

非常に長くなりましたが、今回はこれまでです。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。